皆さんの身近に無料で食べられる食材があったらどうされますか?
というわけで今日は6月上旬から7月下旬まで西日本を中心に実がなる
【やまもも】の果実を使った【やまももジャム】の
採取方法から作り方までをお楽しみいただきたいと思います。
なお作り方はYouTube健康料理のばんちゃんの動画でもご覧いただけます
また家族ラジオJOBBBでも【やまももジャム】を取り上げるので
ラジオ配信後この記事にリンクを貼りつけたいと思います。
それではさっそく【やまもも】の採取法からご紹介したいと思います!
筆者の自宅があるのは大阪府の北部。
いわゆる都会というカテゴリーに入る街ですが近所の公園にやまももの木がたくさん生えている事を最近知りました!
6月27日(日)の朝8時過ぎ。
今にも雨が降りそうな空模様の中、布団から出るのを一瞬ためらいましたが
「雨が降ったら大変だ!」と一念発起(オーバーやな)して急いで着替えて朝食も取らずに公園へ向かいました。
実は2週間前にも【ヤマモモ】採りに出かけたので、その時と同じ公園での採取を計画していましたが
実際に足を運んでびっくり!やまももの木にまったく実がなっていません…
かなり意気消沈した筆者。
しかしここであきらめるわけにもいかないので、そこから200mほど離れた別の公園へ移動。
するとありましたありました!2週間前よりかは小粒ですが美味しそうな果実をぶら下げたやまももの木が。
天気の事もあったのでさっそく採取に取り掛かりましょう!
自宅から持ってきたビニール袋(今では貴重になりましたね)の口を左手で広げて
右てを枝にのばしやまももの実を潰さないように握りそのままビニールへ落とします。
やまももの実は熟した状態だと少し手で触れるだけで簡単に下に落ちます。
なので地面にビニールシートを敷いて木をゆするという方法もあるのですが
流石に住宅地の公園でそれをすると近所迷惑にもなるし
やまももの乱獲にもつながる恐れがあるのでおとなしくビニール袋だけにしました。
ちなみにやまももの実はヒヨドリやカラスなどの野鳥から蟻などの昆虫まで
幅広い野生動物を養っています。そこに人間の私が参加させて貰っている形です。
ここでトラブル発生!
採取開始から10分位が経過した頃でしょうか…どこからともなく蚊の大群が押し寄せてきました!
瞬く間に私の足元には5~6匹のメスの蚊が飛び回り血を吸うタイミングを見計らっています。
実は短パンを履いていた筆者(しかも白色)。
自宅出発前に「多分蚊にかまれるだろな…」と予想はしつつも
長ズボンに履き替えるのが面倒くさかったのでそのまま出来たのが大失敗でしたw
何か所も噛まれまくりながら急いでやまももの実の採取を続けます。
途中なども足元に吸い付く蚊を「バチンッ!バチンッ!」と左手でたたいたところ
最終的に10匹以上の蚊を殺しました。
これから産卵時期に入るメスの蚊には悪いことをしましたがこちらも命がかかっているのでおあいこという事にしましょう!
結果袋にはやまももの実がどっさり!苦労した甲斐がありました。
採取が終了してから気付いたのですが地面にはたくさんの実が落ちていました。
大半が踏みつぶされていましたが中には真っ赤に熟した実も見受けられたので
枝に届かない場合は地べたに落ちた実を採取する方法もあるなと思いました。
なおやまももの木にはオスとメスの性別があり、実がなるのはメスだけらしいです。
なのでやまももの木があっても必ず実がなるというわけでもなさそうです。
公園に数本生えていた木の中でも実がなっていない木があったのはもしかしたらオスの木だったからかもしれません。
というわけで脚を十か所ほど蚊に噛まれ満身創痍の筆者は
脚の痒さを我慢しながら自宅へ歩いて戻り、さっそくとれたてほやほやのやまももでジャム作りを始めたというわけです。
出来上がったジャムは酸味が強くプルーンヨーグルトにとても合いました!
やまももジャムをかけたプルーンヨーグルトは朝の起床直後に体に入れると
シャキーンッと目が覚めて1日元気で過ごすことが出来ます!
材料も【やまもも】と【砂糖】そして【レモン汁】と3つしか使わない簡単調理。
材料費もやまももは無料だし最高の都会サバイバルを実現する事ができました!
もう7月に入りますが、少し標高の高い所や場所によってはまだまだやまももの実を採取する事が出来ると思うので
是非ぜひ自然のパワーたっぷりのやまももジャムを作って欲しいと思います。
やまももジャムの作り方はYouTube健康料理のばんちゃんで詳しくご紹介しているので
よろしければ是非ぜひ動画ご覧ください
また7月1日(日)に配信する家族ラジオJOBBB701でもやまももジャムを特集するので配信後にラジオのリンクもこちらに貼っておきます!
今回も最後まで記事にお付き合い頂き本当にありがとうございました。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
さよなら!
2021年6月29日(火)記事投稿 筆者:馬場哲平